賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

60代日本一周「パート2」2009

中山道69次(4)

スズキの125㏄スクーター、アドレスV125Gを走らせ、上州(群馬県)の中山道を行く。新町宿を通り倉賀野宿へ。倉賀野宿の入口は中山道と日光に通じる例幣使街道の追分。そこには閻魔堂が建ち、道標と常夜灯がある。 例幣使街道いついては、案内板に次…

中山道69次(3)

武蔵国の一の宮、氷川神社の門前町としてにぎわった大宮宿から中山道(国道17号の旧道)を行く。新大宮バイパス(国道17号)、国道16号と横切り、上尾宿に入っていく。上尾宿の中心はJR上尾駅の周辺だ。 つづいて桶川宿、鴻巣宿とスズキの125㏄ス…

中山道69次(2)

荒川を渡って埼玉県に入ると、国道17号沿いの「ロイヤルホスト」で朝食。「モーニングセット」(450円)を食べ、第2番目の宿、蕨宿に入っていく。 ここには「中山道ふれあい広場」があって、参勤交代の様子が描かれた壁画がある。中山道の宿場の歴史を…

中山道69次(1)

2009年5月13日(1) 午前7時、日本橋を出発。スズキの125㏄スクーター、アドレスV125Gを走らせ、中山道を走り始める。「中山道69次」を走りきって終点の京都を目指すのだ。 東京から高崎までは国道17号に沿っている。東大の赤門(加賀藩…

「東海道53次・復路編」(16)平塚宿→川崎宿

平塚宿を走り抜け、相模川を渡り、国道1号を行く。茅ヶ崎を過ぎ、新湘南バイパスの藤沢ICを過ぎたところで旧東海道に入り藤沢宿へ。 藤沢は今も昔も湘南の中心地。藤沢宿は東海道の宿場町であり、遊行寺の門前町であり、さらには江ノ島や大山参詣の拠点に…

「東海道53次・復路編」(15)箱根宿→平塚宿

箱根宿を出ると、大鳥居をくぐり元箱根へ。ここは箱根権現の門前町。箱根宿よりも歴史は古い。江戸幕府は当初、ここを箱根宿にするつもりでいたが、地元民の強い反対にあい、現在の地に箱根宿を置いたという。 東海道で小田原宿に下っていく前に、芦ノ湖畔の…

「東海道53次・復路編」(14)沼津宿→箱根宿

早朝の沼津駅前を出発。沼津宿から三島宿に向かう。旧国道1号から国道1号に合流し、日量126万トンという日本一の湧水量を誇る柿田川湧水群前を通り、駿河から伊豆に入っていく。 静岡県は遠江、駿河、伊豆の3国から成っているが、そのうち遠江・駿河国…

「東海道53次・復路編」(13)蒲原宿→沼津宿

蒲原宿を出発すると、「間の宿」の岩淵を通り、旧国道1号の富士川橋で富士川を渡る。富士川橋からは富士山がよく見えた。旧東海道で吉原宿に入っていく。 ここでは、赤信号で止まった交差点で、たまたま自転車にのった警官にネチネチネチネチいわれた。ぼく…

「東海道53次・復路編」(12)興津宿→蒲原宿

興津宿からは旧東海道を行く。スズキ・アドレスV125Gは狭路をじつにスムーズに走り抜けていく。125㏄スクーターのアドレスは「旧街道めぐり」には最適だ。 興津川を渡り、さった峠を越え、由比宿へ。ここでは宿場の中央にある「由比本陣公園」でアド…

「東海道53次・復路編」(11)丸子宿→興津宿

丸子宿から安倍川を渡り、旧東海道で府中宿に入っていく。今の静岡だ。 安藤広重の「東海道五十三次」の府中宿絵は、安倍川河畔の「名物安倍川餅」の看板を掲げた茶屋が描かれている。江戸時代末の安倍川河畔には全部で8軒の茶屋があったという。 安倍川の…

「東海道53次・復路編」(10)藤枝宿→丸子宿

藤枝宿から旧東海道で岡部宿に入っていく。ここには旅籠「柏屋」を公開した「大旅籠柏屋歴史資料館」がある。現在の建物は天保7年(1836年)に建てられたもの。そこには「柏屋」を紹介する「弥次さん」、「喜多さん」の案内板が立っている。 岡部宿から…

「東海道53次・復路編」(9)金谷宿→藤枝宿

金谷宿の中心、JR東海道線の金谷駅前を出発。旧東海道で大井川に向かっていく。その途中では大井川鉄道の新金谷駅に寄り、SLを見た。 金谷宿の大井川の「川越し場」は八軒屋橋を渡ったところにある。そこには当時の案内図が掲げられ、それを見ると八軒屋…

「東海道53次・復路編」(8)掛川宿→金谷宿

掛川宿の「サークルK」で「おにぎり&お茶」の朝食を食べ、旧東海道で次の日坂宿へ。事任八幡宮前を過ぎ、東海道でも3番目に小さな宿場といわれる日坂宿の町並みに入っていく。 入口には当時の面影がそのまま残る旅籠の「川坂屋」。その先、宿場町の中心に…

「東海道53次・復路編」(7)浜松宿→掛川宿

早朝の浜松駅前を出発。国道1号の新天竜川橋を渡る。新橋の完成で片側4車線、往復8車線になっている。往路編のときにもふれたことだが、日本の国道で8車線道路はほかにはほとんど例がない。スズキ・アドレスV125Gで新天竜川橋を渡りながら、アメリ…

「東海道53次・復路編」(6)吉田宿→浜松宿

吉田宿の豊橋から国道1号で静岡県境に向かっていく。その途中で旧東海道に入り、二川宿へ。古い町並みが残り、「二川宿本陣資料館」がある。ここは必見。そんな二川宿を走り抜けようとしたときのことだ。 今回の「東海道往復」&「四国八十八ヵ所めぐり」最…

「東海道53次・復路編」(5)岡崎宿→吉田宿

岡崎宿で朝食。国道1号沿いの「吉野家」で「納豆定食」(370円)を食べ、次の藤川宿へ。 国道1号から旧東海道に入り、松並木を走り抜けて藤川宿に入っていく。ここの脇本陣跡は「藤川宿資料館」になっている。さらに旧東海道を行くと、本宿で国道1号に…

「東海道53次・復路編」(4)

2009年5月8日5時30分、早朝の名古屋を出発。国道1号を東へ。今にも雨の降り出しそうな天気だ。 最初の宿場、鳴海宿には東海道53次時代の面影は残っていないので、そのまま国道1号で走り過ぎていく。 東海道の宿場の面影が色濃く残る間の宿の有…

「東海道53次・復路編」(3)関宿→宮宿

伊賀上野から関宿に戻る。 関東海道53次では、宿場町の面影を一番残している関宿の町並みを走り抜け、伊勢別街道と分岐する「東の追分」を通り、次の亀山宿へ。往路編のときと同じように亀山駅前でスズキ・アドレスV125Gを停めた。 亀山宿の路面をカ…

「東海道53次・復路編」(2)土山宿→関宿

東海道の関西圏最後の宿場、土山宿から鈴鹿峠を越え、中部圏に入っていく。あいかわらず雨は降りつづいている。鈴鹿峠は日本の大きな境目で、古代日本ではこの峠が西国と東国に分けていた。そんな鈴鹿山脈の鈴鹿峠を国道1号のトンネルで抜け、滋賀県から三…

「東海道53次・復路編」(1)京都→土山宿

2009年5月7日、「東海道53次」の復路編を開始。ザーザー降りの雨の中、5時30分、京都・三条大橋に相棒の125㏄スクーター、スズキ・アドレスV125Gともども立った。 「さー、アドレスよ、行くぞ!」 と、ひと声かけて走り出す。これから東…

四国八十八ヵ所めぐり(140)番外編(広州→上海・その2)

福建省の省都、福州からは、うれしいことに、空海の中国上陸地点である霞浦の町まで行けた。霞浦郊外の赤岸には「空海大師記念堂」が建っている。「空海大師記念堂」には空海像がまつられている。この赤岸が空海の上陸地点なのだ。 いまでは海岸線ははるかに…

四国八十八ヵ所めぐり(139)番外編その1

番外編(広州→上海・その1) 「四国八十八ヵ所めぐり」をしたスズキの125㏄スクーター、アドレスV125Gで昨年の12月、中国大陸の「広州→上海2200キロ」を走った。これというのも、お大師様のお導きといった感を強く持った。空海(弘法大師)の…

四国八十八ヵ所めぐり(138)

2009年5月6日(徳島→京都・その5) 法隆寺のある斑鳩の里から国道24号に戻り、奈良市内に入っていく。 まずは東大寺へ。「奈良の大仏さん」を見ないことにははじまらない。鹿の遊ぶ参道を歩き、巨大な山門の南大門をくぐる。南大門には「大華厳寺」…

四国八十八ヵ所めぐり(137)

2009年5月6日(徳島→京都・その4) 高野山でのお礼詣りを終え、来た道を引き返し、高野口へと下っていく。そこからは国道24号で橋本を通り、和歌山県から奈良県に入る。それとともに紀ノ川は吉野川と名前を変える。 五條からは国道24号の峠に向か…

四国八十八ヵ所めぐり(136)

2009年5月6日(徳島→京都・その3) 金剛峯寺から高野山東口の奥の院へと舞台を移す。アドレスに乗っての移動。いよいよ本番だ。 まずは参道入口の店「はちよう」で「ニシンそば」(750円)を食べ、腹ごしらえをしたところで参道を歩いていく。見上…

四国八十八ヵ所めぐり(135)

2009年5月6日(徳島→京都・その2) 高野山西口の大門を過ぎて、山上の宗教都市、高野山に入っていく。 真言宗の総本山、金剛峯寺前の駐車場にアドレスを止める。 空海(弘法大師)によって開かれた金剛峯寺の参拝。それを終えると、根本大塔、金堂、…

四国八十八ヵ所めぐり(134)

2009年5月6日(徳島→京都・その1) 5時30分、徳島駅前の「東横イン」を出発し、徳島港へ。和歌山港行きの南海フェリー「かつらぎ」に乗船。5時55分に出港。甲板から離れゆく徳島港、離れゆく四国を眺めた。 「さらば、四国よ。またな!」 「お…

四国八十八ヵ所めぐり(133)

2009年5月5日(脇町→徳島・その2) 阿南からは国道195号で高知に向かっていく。那賀川の清流を見ながら走る。じつにきれいな流れ。あまりの渓流美にアドレスを何度か、止めた。 県境の四ツ足峠(トンネル)を越え、高知県に入る。 峠下のべふ峡温…

四国八十八ヵ所めぐり(132)

2009年5月5日(脇町→徳島・その1) ビジネスホテル「マツカ」の朝食を食べ、8時、脇町を出発。まずは国道193号で徳島・香川県境まで行き、そこで折り返した。 脇町に戻ると次に阿波の名所、「土柱」に行き、歩いて見てまわる。ふたたび脇町に戻る…

四国八十八ヵ所めぐり(131)

2009年5月4日(宿毛→脇町・その2) 四万十川河口の下田港を出発。四万十川下流に沿って県道20号を走り、中村へ。そこからは国道56号で高知に向かう。その途中では井ノ岬に立ち寄り、井ノ岬温泉(入浴料600円)の湯に入った。 高知に到着すると…