賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

峠&秘湯 Ridges & Secluded Hot Springs

バイクで峠越えしつつ秘湯を巡ります。

秘湯めぐりの峠越え(58)伊勢神峠(愛知)

(名古屋→稲武191キロ・取材日2000年7月7日) 名古屋から国道153号で豊田、足助と通り、伊勢神峠を越えた。 スズキDJEBEL250GPSバージョンを走らせ、その間では、足助の町の入口にある白鷺温泉を第1湯目に、全部で6湯の温泉に入っ…

秘湯めぐりの峠越え(57)谷峠編(石川・福井)

(金沢→勝山693キロ・取材日2000年7月6日) 出発点は北陸の古都、金沢。そこから国道157号で谷峠に向かった。 スズキDJEBEL250GPSバージョンを走らせ、その間では鶴来温泉を第1湯目に、白山麓の白山温泉まで8湯の温泉に入った。 …

秘湯めぐりの峠越え(56)半原越編(神奈川)

(伊勢原→伊勢原60キロ・取材日1996年9月11日) 我が家から2キロの最短温泉! 今回は前回の「箱根」よりも、もっと我が家に近い「東丹沢」。箱根が我が家の外庭だとすると、東丹沢は内庭みたいなものだ。 丹沢の東側には大きな断層線が走っている…

秘湯めぐりの峠越え(55)矢倉沢峠編(神奈川)

(伊勢原→伊勢原102キロ・取材日1996年9月8日) 箱根の共同浴場めぐり 今回の出発点は神奈川県伊勢原市の我が家だ。 相棒は「インドシナ一周1万キロ」(1992年~1993年)を走ったスズキRMX250S。“アジアの虎号”のRMXは、いまだ…

秘湯めぐりの峠越え(54)二口峠編(宮城・山形)

(仙台→天童63キロ・取材日1996年8月19日 二口林道の二口峠 東北道の仙台南ICで高速を降り、奥羽山脈の二口峠に向かう。 その途中で宮城県側の温泉に入り、二口林道を走って二口峠を越え、山形県側の温泉に入って天童まで行こうと思うのだ。 じつ…

秘湯めぐりの峠越え(53)白石峠編(千葉)

(金谷→金谷147キロ・取材日1996年4月27日) 嶺岡林道の白石峠 東京から首都高速→京葉道路→館山自動車道経由で木更津へ。館山道が木更津南ICまで完成したので、高速を使うと、すごく楽になった。 今回のバイクは「インドシナ一周1万キロ」(1…

秘湯めぐりの峠越え(52)土湯峠編(福島)

(郡山→福島185キロ・取材日1996年4月18日~19日) 渓流上の温泉宿 昭文社の桑原和浩さんと一緒に東北に行った。目的地は福島だ。 カソリがスズキDJEBEL250XCで、桑原さんはBMWのGS-1100。外環道から東北道に入り、一気に郡山…

秘湯めぐりの峠越え(51)天城峠編(その2・静岡)

(下田→三島105キロ・取材日1996年4月14日) 大滝温泉の露天風呂 下田からR414→R136で三島へと向かっていく。 バイクはスズキDJEBEL250XC。このニューDJEBELにもすっかり慣れたが、ビッグタンク、大型のヘッドライト、中…

秘湯めぐりの峠越え(50)戸田峠編(静岡)

(三島→下田198キロ・取材日1996年4月13日) 西伊豆の共同湯めぐり 今回の出発点は三島。バイクはスズキDJEBEL250XC。 伊豆の一の宮、三嶋大社に参拝し、R136で修善寺温泉まで南下。そこから戸田峠を越えて西伊豆に向かう。 戸田峠…

秘湯めぐりの峠越え(49)天城峠編(静岡)

(熱海→熱海195キロ・取材日1996年3月28日) 露天風呂で聞く「春の海」 「天城峠」の出発点は熱海。R135で海沿いに南下していく。 相棒はスズキDJEBEL250XCだ。 温泉の宝庫の伊豆半島。 伊東を通り、東伊豆町に入ったところにある…

秘湯めぐりの峠越え(48)瓶割峠編(静岡・愛知)

(浜松→浜松150キロ・取材日1996年2月27日) 高速一気走りで浜松へ 今回の相棒は、ニューDJEBELだ! 午前7時、神奈川県伊勢原市の自宅を出発。ガソリンを満タンにし、東名高速の秦野中井ICから浜松ICへ。200キロの高速一気走りだ。…

秘湯めぐりの峠越え(47)伊勢神峠編(愛知)

(豊川→名古屋186キロ・取材日1996年1月12日・13日) 「さあ、温泉だ!」 カソリ、気合を入れて、東名の豊川ICで降りる。 相棒は「インドシナ一周1万キロ」を走ったスズキRMX250Sだ。 まずは豊川稲荷に参拝し、これからの“温泉湯破行”の旅…

秘湯めぐりの峠越え(46)犬狭峠編(鳥取・岡山)

(『バイクで越えた1000峠』1995年9月JTB刊 所収) 倉吉から犬狭峠へ 前回の「人形峠編」を終えたあとは、倉吉からR313で鳥取・岡山県境の犬狭峠に向かった。 峠下が関金温泉。 ここでは大きな酒樽に湯の入った大樽露天風呂を名物にしている…

秘湯めぐりの峠越え(45)人形峠編(岡山・鳥取)

(『バイクで越えた1000峠』1995年9月JTB刊 所収) ウラン鉱と人形伝説の人形峠 中国山地の人形峠を越えようと、「インドシナ一周」(1992年~1993年)を走ったスズキRMX250Sで岡山県津山市にやって来たのは、まだ、残暑の厳しい…

秘湯めぐりの峠越え(44)目名峠篇(北海道)

(『アウトライダー』1997年1月号 所収) スキーのメッカとして知られるニセコは、日本でも有数の温泉の宝庫だ。ニセコアンヌプリ(1309m)を主峰とするニセコ火山群の周辺には、キラ星のごとくに温泉が点在している。ちなみに、“ニセコ”の地名は…

秘湯めぐりの峠越え(43)倶知安峠編(北海道)

(『アウトライダー』1996年12月号 所収) 出発点の小樽は、知られざる温泉町。ここの銭湯の大半は温泉なのだ。で、小樽市内温泉を第1湯目とし、R5で倶知安へ。 余市ではフゴッペ川温泉、はまなす温泉、鶴亀温泉と3湯連続で入ったので、フラフラに…

秘湯めぐりの峠越え(42)美笛峠

(『アウトライダー』1996年11月号 所収) 苫小牧を出発点にして、最初はR36沿線の千歳市や恵庭市の温泉をめぐった。このエリアには、黒湯の温泉が多い。 次に舞台を支笏湖に移し、支笏湖温泉、丸駒温泉、伊藤温泉と湖畔の露天風呂に入った。丸駒温泉…

秘湯めぐりの峠越え(41)オロフレ峠編(北海道)

(『アウトライダー』1996年10月号 所収) 真夏の北海道にやって来た。 暑い季節に熱い温泉の湯に入るのも、また、いいものだ。 ということで、前回までの道南編にひきつづいての道央編になる。 その第1弾はオロフレ峠。長万部を出発点にし、苫小牧を…

秘湯めぐりの峠越え(40)蕨岱峠編(北海道)

(『アウトライダー』1996年9月号 所収) 太平洋(内浦湾)側の長万部から、日本海側の寿都へ、その途中で越える峠が蕨岱(わらびたい)峠。JR函館本線の蕨岱駅が峠の真上にある。 日本海側を走るR229から山中に入ったところには宮内温泉や千早川…

秘湯めぐりの峠越え(39)大沼峠編(北海道)

(『アウトライダー』1996年9月号 所収) 函館駅を出発点にし、北海道の幹線、R5を北へ。 大野温泉の「せせらぎ温泉」に立ち寄ったあと、大沼峠を越え、東大沼温泉の国民宿舎「ユートピア大沼」に泊まった。 翌日は、R5をさらに北へ、長万部へと走…

秘湯めぐりの峠越え(38)中山峠(北海道)

(『アウトライダー』1996年8月号 所収) 函館を出発点にした前回の「川汲峠編」では、亀田半島の10湯の温泉めぐりをしたあと函館に戻り、フェリー埠頭近くの上磯町七重浜温泉の「ホテル海王館」に泊まった。大浴場の湯につかりながら、函館山や函館湾…

秘湯めぐりの峠越え(37)川汲峠(北海道)

(『アウトライダー』1996年7月号 所収) 北海道ツーリングの出発点に最適な函館は温泉町でもある。有名な湯ノ川温泉のほかに谷地頭温泉、函館温泉とあるが、それらの湯に入ったところで出発だ。 道道722号で亀田半島の川汲峠を越えたが、内地では初…

秘湯めぐりの峠越え(36)傘松峠(青森)

(『アウトライダー』1996年6月号 所収) 八甲田山は紅葉のまっ盛りだった。 「おー、これぞ、日本一の紅葉!」 と、思わずそんな声が出てしまう。 あまりにもきれいな、目のさめるような赤や黄に染まった木々の葉に、スズキDJEBEL200を何度、…

秘湯めぐりの峠越え(35)鬼首峠編

(『アウトライダー』1996年5月号 所収) 宮城・秋田県境の鬼首峠の両側には、キラ星のように温泉が散りばめられている。ゾクゾクッとするほどのエリアなのだ。 宮城県側には鳴子温泉郷の4湯、鬼首温泉郷の4湯と、計8湯の温泉がある。 秋田県側には…

秘湯めぐりの峠越え(34)刈田峠編(宮城・山形)

(『アウトライダー』1996年4月号 所収) 日本一周ライダーとの出会い 東京からスズキDJEBEL200を走らせ、東北道を北へ。浦和料金所から300キロの白石ICで降りる。今晩の宿、白石温泉の「ホテル本陣」へ。城下町白石の中心街から2キロほど…

「軽岡峠」カソリからの補足メール届きました。

コメントの返信にもしておりますが、カソリから軽岡峠についてメールが届きましたので転載しておきます。 ~~~~~~~~~ ぼくが国道158号の軽岡峠を初めて越えたのは、1979年8月8日のことでした。その当時の軽岡峠はトンネルではなく、つづら…

秘湯めぐりの峠越え(33)高森編(熊本・宮崎)

(『アウトライダー』1995年11月号) 地獄温泉の混浴露天風呂 「牧ノ戸峠編」の温泉めぐりを終えた翌朝は、7時半に長湯温泉を出発。 梅雨の最中にもかかわらず、朝から上天気。四ッ口峠を越えて竹田に出、岡城址を見てまわる。本丸跡に立ち、九重連山…

秘湯めぐりの峠越え(32)牧ノ戸峠(大分)

(『アウトライダー』1995年11月号 所収) 「水分峠編」の日向→久留米」では、全部で22の温泉に入りまくったが、「牧ノ戸峠&高森峠編」の「久留米→日向」では、それをはるかに上まわる38湯の温泉に入った。 ぼくは断言できる。 我ら“温泉民族・日本人…

秘湯めぐりの峠越え(31)水分峠(その2・大分)

(『アウトライダー』1995年10月号 所収) 水分峠を越える! “別府八湯”の温泉めぐりを終えると、豊後富士の由布岳山麓を通って湯布院に向かう。由布岳は濃霧の中にすっぽりと隠れ、まったく見えなかった。 由布岳山麓の峠を越え、由布院盆地を見下ろ…

秘湯めぐりの峠越え(30)水分峠(その1・大分)

(『アウトライダー』1995年10月号 所収) 九州の中央部はすごいところで、“温泉のカソリ”にはぴったりのフィールドなのだ。それこそ、ゴロコロという感じで、温泉があちらこちらに点在している。とくに大分県はすごい!のひと言につきる。 で、それら…