賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

南米・アンデス縦断 Andes 2007-2008

南米・アンデス縦断(72=最終回)

2008年1月25日、「オルリー・ホテル」のジュース、クロワッサン、パン、ハム、チーズ、フルーツポンチの朝食を食べ、メンバー最年少の「リョースケ君」と町歩きをしたあと、ブエノスアイレス中央駅から電車に乗り、終点のティグレ駅まで行った。 そこ…

「南米・アンデス縦断」(71)

1月24日、「オルリー・ホテル」の朝食を食べると、バイクを税関に持ち込み、そのあとはなつかしのブエノスアイレスを歩いた。 アルゼンチンの首都ブエノスアイレスは人口300万の大都市。まずはブエノスアイレスの中心、大統領府前の「5月広場」へ。ブ…

「南米・アンデス縦断」(70)

2008年1月23日、「ホテル・バルカルセ」の朝食を食べ、8時、バルカルセを出発。州道28号でブエノスアイレスへ。快走路で交通量もそれほど多くない。アヤクーチョの近くを通り、ラ・プラタの手前でR2(国道2号)に入る。ブエノスアイレスまでは…

「南米・アンデス縦断」(69)

1月22日。ピザの食べ過ぎでひと晩中、苦しい思いをしたが、夜明け前にひと眠りすることができた。「眠り」の威力は絶大で、ずいぶんと体は楽になった。 6時に起きると、1時間ほどバルカルセの町を歩いた。 7時、「ホテル・バルカルセ」の朝食。ジュー…

「南米・アンデス縦断」(68)

1月21日。「ホテル・アルゴス」で朝食を食べ、8時、バイアブランカを出発。トレスアリョスで国道3号と別れ、大農業地帯の中心地、バルカルセへ。 交通量はガクッと減った。 100キロ以上で走行していると、突然、首筋に猛烈な痛みを感じた。ハチにや…

「南米・アンデス縦断」(67)

1月20日。目を覚ますとすぐに町歩きを開始。そのあと「ニジャール・ホテル」の朝食を食べ、ビエドマを出発。リオネグロ川を渡り、南緯40度線を越え、さらにリオコロラド川を渡った。 「リオコロラド」は直訳すれば「赤い川」。このリオコロラド川がアル…

「南米・アンデス縦断」(66)

1月19日、プエルト・マドリンを出発。国道3号を北上。広大なパタゴニアの荒野を突っ走る。天気は快晴。抜けるような青空には一片の雲もない。まだ南緯40度以南の世界だが、スズキDR-Z400Sで切る風はもう冷たくない。 国道3号と国道251号の…

「南米・アンデス縦断」(65)

1月17日、コモドロ・リバダビアを出発。国道3号を北へ。午前中は曇天で寒かったが、午後はきれいに晴れた。 この日は450キロ北のプエルト・マドリンへ。ここは大西洋岸のリゾート地。「ホテル・ラ・ポサダ」に泊まった。夕食は町のレストランで。前菜…

「南米・アンデス縦断」(64)

1月16日。ジュース、コーンフレーク、クロワッサン、フルーツポンチの「バイアホテル」の朝食を食べ、9時、サンフリアンを出発。 国道3号を北へ。地平線に向かってひた走る。360度の地平線にグルリと囲まれていると、「地球って、円板なんだ!」と思…

「南米・アンデス縦断」(63)

1月15日、「ホテル・コメルシオ」のジュース、コーンフレーク、クロワッサン、コーヒーの朝食を食べ、リオガジェゴスを出発。国道3号(ルータ・トレス)を北へ。スズキDR-Z400Sを走らせる。 季節は真夏だが、南緯52度のこのあたりだと、バイク…

「南米・アンデス縦断」(62)

2008年1月14日、「ホテル・ティエラ・デル・フエゴ」のクロワッサンとパン、コーヒーの朝食を食べ、8時、ウシュワイアを出発。「ルータ・トレス」(国道3号)でアルゼンチンの首都、ブエノスアイレスに向かっていく。 ウシュワイアを出ると、フェゴ…

「南米・アンデス縦断」(61)

1月13日。ウシュアイア滞在の第2日目。「ホテル・ティエラ・デル・フエゴ」の朝食を食べると、国道3号(ルータ・トレス)終点の「ティエラ・デル・フェゴ・ナショナルパーク」まで行く。東京都の3分の1ほどの面積を占める広大な国立公園だ。 その入口…

「南米・アンデス縦断」(60)

1月12日。南緯55度の世界最南の町ウシュアイアには2日、滞在することになっているが、今日はその第1日目。午前中はバイクの整備をし、午後はビーグル水道のクルージングだ。料金は1人140ペソ(約5000円)。ウシュアイア港の観光桟橋から船に…

「南米・アンデス縦断」(59)

1月11日。「ホテル・エスパネ」の朝食を食べ、8時30分に出発。 一歩、フエゴ島を走りはじめると、とても島とは思えないほどの広さに圧倒される。大陸そのままといった感じの大平原がはてしなくつづく。地平線に一直線に突き刺さるような道を走りつづけ…

「南米・アンデス縦断」(58)

マゼラン海峡入口のブルネス要塞からプンタ・アレナスに戻ると、プンタ・アレナス港のフェリー乗場へ。それほど待つこともなくフエゴ島のボルベニール港行きのフェリーがやってきた。接岸すると乗客が先に降り、つづいて車が降りる。いよいよ乗船開始。まず…

「南米・アンデス縦断」(57)

1月10日。「ホテル・イスラ・レイ・ホルヘ」の朝食を食べ、8時、プンタ・アレナスを出発。マゼラン海峡沿いの道を南下し、マゼラン海峡の入口にあるブルネス要塞まで行く。ブルネス要塞は南米大陸最南の地だ。 マゼラン海峡を左手に見ながら走る。フエゴ…

「南米・アンデス縦断」(56)

スペイン語で「砂の岬」を意味するプンタ・アレナスは、チリ・マガジャネス州の州都で人口10万人。1520年、マゼラン(マガジャネス)の率いる船隊が大西洋と太平洋をつなぐ海峡を発見した。それがマゼラン海峡だ。 マゼラン海峡の発見以来、大型船がこ…

「南米・アンデス縦断」(55)

1月9日8時、「ホテル・チャールズ・ダーウィン」の朝食。ジュース、コーンフレーク、パン、チーズ、ハム、スクランブルエッグの朝食には、チリ産の海苔の入ったスープが出た。 9時、出発。冷たい雨が降っている。烈風が海から吹きつけてくる漁港の岸壁に…

「南米・アンデス縦断」(54)

南緯52度のプエルト・ナタレスの町を歩く。この町はチリ南部のマガジャネス州ではプンタ・アレナスに次ぐ第2の町ということだが、人口は2万人ほど。町中をひととおり歩くと中心街から海岸へ。真夏とはいえ、ウルティマ・エスペランサ湾を渡って吹いてく…

「南米・アンデス縦断」(53)

1月8日。「ホステリア・ラス・トーレス」の朝食を食べ、8時、パイネ国立公園を出発。港町のプエルト・ナタレスに向かう。その途中、「ミロドン洞窟」に立ち寄った。ビジターセンターから歩くとすぐに大洞窟に入っていくが、この洞窟からは約1万年前に絶…

「南米・アンデス縦断」(52)

1月7日。「ホステリア・ラス・トーレス」に連泊。「パイネの休日」といったところで、ジュース、パン、スクランブルエッグといった朝食を食べると、パイネ国立公園のシンボル、「トーレス・デル・パイネ」へのトレッキングコースを歩きはじめる。 「トーレ…

「南米・アンデス縦断」(51)

1月4日。「ホテル・ポスタル」の朝食を食べ、8時、カラファテを出発。国道40号(ルートクワレンタ)に戻ると、はてしなく延びるダート国道を南下。高速ダートで100キロ超で走る。あいかわらず強い風が吹いている。交通量はほとんどない。エスペラン…

「南米・アンデス縦断」(50)

1月5日。「ホテル・ポスタスル」のジュース、コーンフレーク、パン、スクランブルエッグ、ベーコン、ヨーグルトの朝食を食べ、8時出発。カラファテの町は「パルケ・ナショナル・ロス・グラシアス」(氷河国立公園)の玄関口。胸をドキドキさせて「パルケ…

「南米・アンデス縦断」(49)

1月4日、「ホテル・ベルグランド」の朝食を食べ、7時前にはペリトモレノの町を出発。この日の目的地、カラファテまでは700キロ以上あるので、いつもよりも早めの出発になった。 この日はペルーの首都リマを出発してから34日目だが、何とも辛い1日に…

「南米・アンデス縦断」(48)

1月3日、エスケルの「ホテル・ソルデルスル」の朝食を食べ、8時に出発。ここでカソリ、とんでもないミスをしてしまった。何と国道40号を反対方向の北に走ってしまい、40キロほど行った地点でやっと間違いに気付いたのだ。トホホホ…。みなさんに平謝り…

「南米・アンデス縦断」(46)

2008年の新年をアルゼンチンのリゾート地、バリローチェで迎えた。まだ明かりの残る夜明けの町を見たあと、「ルカチェリ・ホテル」の朝食。ジュース、コーンフレーク、トースト、ハム、チーズ、ヨーグルト、フルーツポンチを食べると、バリローチェの町…

「南米・アンデス縦断」(45)

12月31日。2007年の大晦日だ。オソルノの「ワエゲール・ホテル」のジュース、コーンフレーク、パン、ハム、チーズ、ヨーグルト、フルーツポンチの朝食を食べ、8時に出発。チリ・アルゼンチン国境のアンデス山脈のプジェウエ峠(1314m)に向か…

「南米・アンデス縦断」(44)

12月30日。ロス・アンヘルスの「アルカサール・ホテル」のジュース、コーンフレーク、パン、チーズ、ハム、コーヒー、ヨーグルトの朝食を食べ、8時、出発。パンアメリカンハイウエイの国道5号を南下。 オソルノを通り、サンチャゴから南に1000キロ…

「南米・アンデス縦断」(43)

12月29日。6時前に起き、1時間ほどタルカの町を歩き、7時朝食。ジュースにパン、バター、ジャム、チーズ、コーヒーという朝食を食べ、8時出発。国道5号(パンアメリカンハイウエイ)を南下。 この日も晴天で、抜けるような青空が広がっている。左手…

「南米・アンデス縦断」(42)

2008年12月28日8時、チリの首都サンチャゴを出発。空は青く澄み渡り、朝早くから強い日差しが射し込めている。 スズキの400ccバイク、DR-Z400Sを走らせ南へ、南へ。国道5号(パンアメリカンハイウエイ)を時速100キロ超のスピードで…